昨年の夏位に来られて、色々お話をして方向性も決まりこの状態の良いミニをベースに開始です。1度外装を塗装してあるようですが、錆も少なくて補修板金歴もなく非常に良いミニです。
内装や足回りの部品はまた違うミニの物を使用予定です。
  現状での状態を確認して、
使えるもの使えない物のの選別
、不具合箇所を見つけて組む時の参考にするためメモしておきます。
   丸一日位掛かってこの状態になります。
この状態で、1度しっかり洗剤を使ってゴシゴシ洗って油分をが残らないようにします。
   内装も配線もすべて取ります。
この状態からミニを作るのが本当に楽しいです、自分の思い通りに配線やホースの取り回しや後の整備がやりやすいように考えながらすすめます。
  少しだけですが 錆びていたので
このドアは使わず
ストックの中から状態の良い物を使用
シムでドアのチリの調整を何度かして
良い状態に持っていきます。
  使用部品です消耗品に関しては新品
ショックハイロースプリングは取って置いた物を使います、 点検時にアッパーアームにガタがあったんで準備してます。
   昔はアッパーアームにガタ有るとか本当に珍しかったんですけどね、今年に入って2台遭遇です。
   タワーマウントは強化タイプ、サブフレームマウントは純正軟質タイプを使います。
今までの経験から長くトラブルない物を使います。この後ラックブッシュを変えて、ドライブシャフトの舐め防止の溶接して新品のブーツを組んで、ハブのOHして仮組です。
   リアもOHするんですが、これまた最近増え始めたグリスチューブの割れです。
割れてる物はほぼほぼ黄色いグリスが入っています。モリブデングリスを使った方が良いと思います。
   画像が前後しますがフロントキャリパーのOHです。きれいに洗って新品のピストン、シールも交換です。
   続いてエンジンです。
とりあえず洗いまくります。
ブロック内の錆も除去してばらしていきます。
1度もばらしたことのなさそうな状態の良いエンジンのようです。
   ミッションも歯当たり、シンクロの当たる部分等、点検しながらばらし、使えるもの交換するものを決めて組み付けです
   デフのOHです。こちらはブッシュの状態に関係なくブッシュ類は交換です。
   ミッション完成です。
   ヘッドの歪みは規定値内ですが
修正面研(今回は0.06研磨)、INEX共にバルブシート修正、EXバルブガイド交換、EXバルブ当たり面修正して組み付けです。
   最後にブロックのOHです。
オイルラインに異物が入らないようにしっかり洗って、ピストンを測って、ボアゲージで内径を1つに付き6か所、計24か所測定します。ほぼ減っていませんでした。
   やっと測定&洗う時間が終わり
ピストンリングを交換して、メインベアリング交換、ここからが楽しい時間です。
夜遅くに一気に組み付けます。
後はミッションヘッドをドッキングをして完成します。
   
   帰ってきました。すごく良い色です。
そしてこのミニ
サンドブラストで1度ボディの塗装を剥がして
今後錆びないように、ガードセプターを2度塗ってもらってから、塗装してもらっています
時間も手間もかかっています。
   見えませんがまず天張りを
張っています。
クオーターガラスのウェザーストリップを付けて
外していたショックを装着したり
   取り付ける配線の準備です。
ヒューズボックスも1度ばらして
端子部をブラストしてヒューズが当たる部分をか締め直したり
配線はいらない箇所を切ったり、弱い所をやり直したり車に合わせて作って行きます。
   ワイパーモーターのオーバーホールです。
古いグリスを取って
ブラシや色々点検して問題ないことを確認してからまた新しいグリスを入れて組み付けます。
   ブレーキクラッチのペダルも1度ばらして
点検したから、また新しいグリスを入れて装着です。
こういう地味の作業の積み重ねが
良い車になると思っています
   ペダルの装着です。
ここから配線組んだり少しづつですが完成に近づいています。
   トランク内です。
燃料タンク内部に少し錆が出ていたので
燃料タンク処理剤を使って今後も錆びないように処理しました。電気式の燃料ポンプもミツバ製の物がなくなってしまって、今はこれを使っています
バッテリーも新品にして、アース側のケーブルを作って。。。完成です。
   ナンバー台座は可倒しなくてよければ
このライセンスプレートが1番良いと思います。
テールレンズは2色テールです。
バンパー、バックランプを付けて完成です。
   エンジンを載せてブレーキマスター、クラッチマスターその他の部品を装着していきます。
今回は水回りを工夫しようと思います。ミニ1000のヘッドガスケットは3,4番シリンダー間が抜けやすいんです、4番側から抜く水が夏場にはヒーターコアに行かないので少なからず影響があると考え、常に4番側から水を循環させようと思っています、但しサブラジエータとか大がかりではなく今後のベーシックになるような構造を思案中です。自分で楽しみです
   メータ回りです。。。センターメーターUSED品の良い物を
スイッチが。。。昔のバンに付いていた3個スイッチのパネルです。見慣れていないせいかメッチャかっこいいです。
ヒーターは助手席側から水の入り口出口があるものを装着です、普通ならスイッチとヒーターの間を通るものなんですが熱もあるし作るの出れば1番良いものと。。。このタイプです。
本当に説明しないとわからないくらい細かい変更なんですがこういうのが集まって壊れないミニを作っていると思っています。
   キャブをスプライトに装着されていたピストンがひっかからないタイプです。
   電動FANのスイッチはヘッドの4番が側から出して、このホースはキャブのインマニを通して冷やしてロアホースに返します。ヒーターには1300で使われている2段式のサーモケースからホースを取ってなので1000なのにロアホースを2股に分けて返します、組んでしまうと簡単な取り回し誰でも考えそうとなるいんですが、どの組み方がベストなのかいっぱい悩んでこの形になりました。
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