SN様開始です。 お客様の打ち合わせをして、使うエンジン、使うボディ、をストックの中から決めていきます。 いつも思いますがその時に1番良い状態のミニを作りたいです。 このミニですが5〜6年前にショップさんから譲って頂きました、置き場所があるうちは集めていってます。。。もったいないですからね。 しかしこのボディは使えないです。 床もないしフロントマスクもスカスカです。 エンジンに配線等機関廻りはこのミニの物を使用する予定です。このミニもまた次の方に受け継がれていきます。 |
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エンジンを降ろしてヘッドとブロック、ミッションに分割します。 ばらしながら現状を確認します。 1度ばらした跡があります ?っと思う部分もありますが使える部品使えない部品を分けていきます。 |
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ミッションの分解です、 交換する部品するを注文します カウンターギアの軸方向の隙間が大きかったので 数種類のシムを注文です。 |
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3rdモーションベアリングのベアリングを保持するプラスチックが割れてますね 交換です、この辺の部品はOH時は交換必須部品です |
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2速のギアはスリーブがはまり込む部分が1か所欠けていたのでギア新品交換です。 ギア等もそうですが 部品全般的に普段が上がっていますが、 前日お昼に発注すれば翌日には入庫するという事の方に感謝ですかね。 |
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メイン系のギアを組み込んで | |
カウンターギアの隙間の調整をシムで行っていきます。 | |
デフのOHですが、他の部分の減り方からみるとデフのOH過去に1度はしているようですね ブッシュ2枚 メタルブッシュ2枚 デフピン の交換をしました。 |
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ヘッドのOHです。 バルブの沈みもなく問題なく ヘッド修正面研 バルブシール交換 |
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ヘッドの組み付けです 青いテープの下はオイルラインで ゴミ異物が入らないようにの処置です |
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1000分の1mm測れるダイヤルゲージを用意して 70.61oにアンビルを調整します。 |
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シリンダーの測定です ピストンも減っていてシリンダーはどうかなと思ってましたが、やはり0.01大きくなっていて縦の傷も深く このまま組むことはできません オーバーサイズピストンを入れるか スリーブを入れてノーマルピストンを組み込むかのどちらかですね。 先日お話しして 今回は+20のピストンを組む予定です。 |
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オイルラインも抜いて中の清掃です オイルカスのよう物もあってしっかり洗い流します。一通りきれいにしてから、内燃機屋さんに送ります。 |
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ロッカーアームもバルブが当たるい部分の摩耗すごくて、うちのロッカーアームシャフト共に状態の良いストックの物と交換です。 | |
オメガの+20のディッシュピストンです。 ピストンも内燃機屋さんに送ってコンロッドの組み換えもお願いします。 |
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帰ってきました。 画像で確認できるかわかりませんが、 ボーリングと共にホーニング加工が施してあります。 ホーニング加工とは、特徴として、真円度、円筒度、表面粗さの高い仕上げが行えます。また、ホーニングを行うと加工面には細かな網状の筋(クロスハッチ)ができ、金属が上下運動する際の潤滑油を保つため、特に自動車のエンジンシリンダー内面の仕上げ加工に広く使用されています。」 という感じです。 |
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ボーリングしてあるブロックに新品のピストン。。。組み心地が良いですね。 動きも一切気になるところもなく、完成が楽しみです。 今回はボーリングを出すにあたって、3つあるカムメタルも全部交換しました。傷も少なかったんですけどね、内燃機屋さんの営業トークでのせられました、勿論良い事なのでというのもあります。 |
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ヘッドボルトも数本交換して ヘッドガスケットのヘッドボルトの穴も微調整です 2番3番の気筒間細くなってる部分のセンターを出すためです。 |
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オイルポンプも今1番信頼をおいている ドゥトレーディングさんのオイルポンンプ「レッドポイント」です。そして紙ガスケットです。 |
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プライマリーギアの軸方向の隙間の調整を測定してスラストワッシャーで調整します。 | |
カムはKENTのMD266ですね 組みあがりました。 |
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スターター、ACG共にオーバーホールも出来ました。 | |
ボディをばらします 今回は中外全て塗るし、 ところどころ錆が出ているので 錆部分を中心にブラスト処理、ボディ全体に亜鉛処理、ガードセプターの順にして。。。 |
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いつものペインターの方に下塗りまで出来たよと連絡があって見に行ってきました。 年明けには出来るようなので 年明け引き取りからに組み付けになります。板金塗装の技術の進歩もすごいですね どんどん新しい手法が。。。 頼もしいですね。 |
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ミニが帰ってきました。 BEDOUIN ブリティッシュレイランド時代の色ですね 良い色です この状態から作って行くのはいつも楽しい時間です。 |
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内装が当初決めた仕様と違いますが この状態からならまだ大丈夫です 足回りから始めるので内装を開始するまでには配線やメーターの準備をします |
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何もついてないですね。 良いと思われることは全部やりたいと思います。 |
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後ろの足回りからです。 リアサブフレームを降ろしてマウントの交換です。この辺りも昔はしてなかったのですが最近ではミニを作る時には交換部品になりました。 |
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ラジアスアームのグリスチューブの交換です。割れていました。 | |
そしてラジアスアームシャフトが抜けにくいと思ったらシャフトがこのような状態でした。 ベアリングもシャフトも全部交換になりました。 |
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リアドラムのオーバーホールです。 ホイールシリンダーの交換です やっぱり新品でも1度ばらしてうちのグリスで組みます。 サイドブレーキのレバーのダストブーツも交換です。ここが破れているミニが多くなってきました、破れたままだと水が入って色々なトラブルが発生します。 |
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ハブベアリングのグリスを入れ替えてスプリングをセットして組み付けです。 | |
フロントです タワーマウントはウレタン強化品に交換 ゴムだとどうしても劣化が早いです 10年とか持たないのでここは良い物に交換です サブフレームマウントは少し柔らかめの物 ステアリングラックブッシュ交換 ラックブーツ交換 |
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フロントキャリパーのOHです。 錆のひどいブリーダーは交換しました |
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ロアアームのブッシュは いつものエーボンバーの物です ここも純正の物では劣化が早く良い物に交換です。 テンションロッドブッシュも同じ材質の物です。 |
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アッパーアームも1度ばらしてから点検後にグリスを入れ直して組み付けです スプリングは前は少し固め後ろは柔らかめです。これも指定がなければミニを作るときはこのセットです。 すごく乗りやすいと思います、勿論ショックも重要です。たまにスプリングに純正のショックそのまま。。。とてもフワフワしていつまでも揺れが収まらず乗り心地が悪いです 何度も書いてますがクーラー付きだと純正のラバーコーンだとすぐにつぶれてほぼリジットのような乗り心地になって突き上げが酷くてとてもミニらしい乗り味ではなくなります。純正ラバーコーンで大丈夫なのはミニ1000のクーラーなしとか車重がかなり軽いとラバーコーンでもしなやかで良いです |
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ブレーキホースを交換してホースの向きを調整するのに足回りに仮組です ここから配線、ルーフライニング。。。と続いていきます |
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ルーフライニングを張っていきます。 サイドの部分はボンドを使わないのでBピラーに少ししわが行きますが、後々ボンドが浮き出てきて汚くなるのでボンドは使わずなるべくしわが行かないように張り付けていきます。 |
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ワイパーモーターのOHです。 | |
クラッチペダルの穴が長穴になるのを溶接で盛ってから穴を開け直します。 | |
電動FANもこのタイプの物に交換します この辺りの部分も10年前にミニを作ってる時には交換してなかったんですけどね |
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1300キャブは燃料ポンプ機械式ですが 電気式に交換です、昔は全てミツバ製の物にしていたんですが残念ですが生産中止になってしまい1300の時はニスモので良いのですがミニ1000のポンプがなかなか良い物が無くて探し中です。 |
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エンジンルームです。 トップページでも載せてますが配線をこのミニの仕様に修正してから腐食してる部分を交換したりボディに当たる部分には保護チューブを付けたり、テーピングをやり直したりとにかく時間のかかるところです。 |
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室内も配線の取り回しを何度もやり直してハザード等の配線を延長したり細かい所ですが配線の色を合わせて作り直したり、 配線に無理のいかないように考えながら作ります |
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エンジンも載りました。 配線やヘッドライトリレー等 エキゾーストマニホールドは フリーフローの3IN1のスモールボアです。 この仕様のエンジンにはすごく良い思います BODY側のセンタートンネルに余裕もできるのでフロアに伝わって来る熱も少なくてトラブルも少ないです。 |
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クーラーの低圧パイプの交換です。 TOPページにも書きましたが、福山の業者さんにお願いするのですがいつも良い仕事で頼もしいです。 |
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ドアの窓ゴムも交換です こういう部品を細かく交換することによってよりミニがキレイに仕上がります。 ガラスの上げ下げでゴムが巻き込まれないかも注意点です。 |
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今回交換した部品です 全てではないですが、完成するではいつも極力部品は取って置きます。 このミニの製作には2台を1台にしたので部品も多いく出ます、今回は配線を作り直した部分も多くて時間も掛かりました。 交換された部品長い間お疲れ様でした。 |
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完成しました。 このミニを作るにあたって この組み合わせの取り付けは出来ないとか言うことなく、しっかり話し合って説明して要望通りのミニが出来たと思います。 ほぼフルオーダーといっても良いかもしれません。(苦労しました(笑)) 乗りやすくずっと乗れるミニが出来たと思います。 ありがとうございます。 |
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