自分がえらそうにいえる事は全く持ってありませんが
良いと思える物や事、後、ミニの整備で気になった事を載せて行きたいと思います。
良いと思われる方はやってみたり、買ってみたりして下さい
ミニに、はじめて乗られる方にも見ていただきたいです。
勿論見ている皆さんにもなにか教えていただけたら嬉しいです。
自分のミニは自分で守ってくださいね。

大前提に、修理がただの作業にならないようにということです。
どんな修理でも疑問に思い少しでもミニの今後が良い方向へと思っています。
どんな事でも同じだと思うのですが、ただの作業にならないようにです。

うちのHPに何度も紹介しているオメガの青グリスです。
極圧に優れ熱にも強いグリスで、ベアリング以外にも使っています。
通常のハブグリスよりも、もち全く違います。
希望があればうちでも小分けできます。
これはラジエーターなのですが、まだ絶対とは言えないのですが2層のコアでは、外気温が30度を超えてくるとヒート気味になるようです。
最近、外が30度を超えるとヒートすると言って来店されたミニ2台とも2層のコアでした。若干2層のコアの方が金額的に安いと思うのですが、3層のコアにした方が間違いないです。当然うちでは3層しか扱っていません。
後、コアが錆で詰まっているミニもあります。ミニはエンジンブロック、ヘッド共に鉄製なので、ラジエーター液に対する水の配分が多いとすぐに錆びます。当然、水は熱交換が良いのですが、水を入れて錆びてしまえば、錆がコアに詰まったり熱交換が錆によって効率が悪くなったり悪影響ばかりです。
特に国産車中心の整備されている方はアルミブロックだと錆びないのでどうしても水の割合が多くなる傾向です。
熱交換の良いラジエーターの販売もしています。興味のある方は連絡してください。
ホイルナットの締め付け事ですが、
自分のミニを国産車を主に整備されている工場に修理を出しているという方に是非見ていただきたいです。
ミニのホイルナットの締め付けトルクは
6,0kg-m(61Nm、45lb-ft)です。
国産車だとだいたい12kg-m辺りです。実に半分です。
このトルクはボルト径等によって決められますが、見た目にもミニは細いのです、見ればすぐにわかると思うのですが、、、オーバートルクで締め付けてあるミニが多いです。国産車同様のトルクで締め付けていると、いつかはボルトが折れます。よく折れた等、聞くので載せてみました。皆さん確認してください。
ちなみに、ボルト部にモリブデン系のスプレーを吹いて7s-m辺りで締め付けています。
95年式以降のクーラーの吹き出し口の節度を出すやり方です。以前トップページに載せたのですが、その後何件か問い合わせがあったので載せておきます。
今回のやり方は吹き出し口を外さずに作業出来る方法です。はじめに左右の動きですが、まず小さくて細いОリングを用意します。
うちでは、型式寸法A01201(8パイリキットホース)
を使っています。うちでもお分け出来ます。
何でも良いので(ラバーグリス、スプレー等)若干すべりを良くして、この部分にはめ込みます。(うちではフッ素スプレーです)
うちではサークリップを広げる工具を使っています、これがあると簡単に出来ます。
これでほとんどのミニは新車当時の節度感がでます。
今回は解りやすいように赤いОリングでやってみましたが、いつもは黒でやります。かなり目立たなくなります。
続いて上下方向ですが、このような配線止めの裏にテープが付いているクランプを用意します。これもかなり小さい物です。たぶんカー用品ショップに売っていると思います。
出ている配線を止める部分を切り取り、テープを剥ぎ、ドライバーで指している辺りに外にテープが来るように入れ込みます。
吹き出し口の左右どちらかには、節度感を出すため加工がしてありますが、何もない方に取り付けます。
ユルユルの方は頑張ってやってみてください。
この部分は緩さ(硬さ)がまちまちなので挟み込むものは緩さによって違うものと替えたりします、たいしたことなければ厚手のテープで対応したりです。。。
そのミニにあった方法でお願いします。
これは、ドレンワッシャーですが、左は始めからついている銅製の物です。右はノンアスベスト樹脂製です。
ドレンワッシャーは締め付ける事により少し変形して、漏れを止めます。
銅製のワッシャーを何度も使うと変形が出来なくなり(硬くなり)、それでも使用していると最後はアルミ製のミッションケースのねじ山がダメになります。こうになるとタップの切り直しです。整備においては初歩的な事ですが、再使用されている事が多い様です。うちでは、毎回樹脂製の物に交換して、あまりきつくは締め無いようにしています。
このドレンワッシャーもうちでお分けできます。
自分でオイル交換等されている方はぜひ交換してくださいね。
今、うちが乗っているミニですが、このディスプレッサーが付いているミニに乗っています、自分が個人的に乗るのは初めてで、乗り心地の良さに驚いています。
定番のフロントにはショックを追加してあり急な段差の突き上げも無く良いイメージばかりです。
この中には、今はクーラントを入れています、そして充填量にて車高を調整するという優れものです。

この黒い方のパイプはインジェクションでも後期の辺りからバイパスホースとヒーターコアに行くホースのジョイントに使われているパイプなのですが、見てもらっても解ると思うのですが、材質がプラスチックで、楕円になっています、水がかなりの高温になるのと経年劣化から来るものだと思います、最後は割れてしまい冷却水が漏れます。
最初にひびが入りゆっくり漏れれば、まだ良いのですが、いきなり外れてしまうケースも有ります、そうしたら水は一気に漏れてしまい、走れなくなってしまいます。
そうならないために、マニホールドを外す作業をする時には、鉄製のパイプに交換です、また鉄の錆びてしまうというデメリットもあるのですが、突然割れたりというのは無いのでこちらに交換しています。
このホースうちでも販売できますので、気になる方は問い合わせください。
(注)現在は鉄製ではなく
長い真鍮のパイプを買って加工して使用しています。
97年式以降のミニの天張りですが、こんな感じに汚れているのがほとんどです、白く見えるところが、はじめの色です。素材がモケット状で、空気中の汚れがよく着くようで、タバコを吸う方やよく窓を開けて走っている方に汚れている人が多いです。
交換には時間と暇がかかり、業者に出して施工するととかなり費用が掛かるそうです。
ということで天張りをうちで作っています。
作業はまず窓を外して天張りを取り外します。
ボディについている接着剤を出来る限り取ります。
古い天張りより骨を外して新しい天張りに骨を通していきます。
天井に骨を取り付けて、前後左右に張りつつ接着していきます。
寒い時期は、天張りを暖めながら付けていきます。
キレイに張れました、後はガラスを入れて、バイザーを取り付けて、ルームライトをつければ完成です。
ちなみにうちでは、前後、クォーターガラスのウェザーストリップ、メッキモール新品交換で、工賃込み10万円(税抜き)で取り付けています。ちなみに天張り単体でも販売しています。ガッツのある方や業者の方はいかがでしょうか?
これは、ヒューエルセンダーユニットのフロートです。
右のが最初からついている物でこのようによくガソリンが入って燃料の指示をおかしくします、ユニット自体に問題がある場合もあるのですが、トリッキーな指示の仕方をするようならガソリンが入っている事があります。
左が強化品です。こっちを付けるようになってまだトラブルは一切無いです。皆さん燃料の指示がおかしいからといって、すぐにセンダーユニット本体を交換する前にここを点検してください。
走行中にエアベントが、いきなりパコッっと音がして開いてしまうこんな感じになる方はやってみて下さい。
綿の糸を、レバーの軸部分(台座とレバーの間)に2重か3重に巻いて最後に結ぶと新品のような節度感が生まれます。
何から書けば良いのかって感じですが、こんな状態でした。
まずステー製作して、ブロックに溶接してたら、時間もすごく掛かると思いますし、
今後、ブロックの水の栓が絶対に抜けないのでオーバーホールも出来ないし、
尚且つ、飛び出しているボルトがぐるぐる回っていました。
これでは、ブッシュを締めてもクルクル空回りしてしまいます。
こんなふうにするよりは、元通りにした方がよっぽど良いと思います。なにより自分のミニがこうに直してあったらショックです。
ステーの溶接を慎重にはがしていきます。
なぜだか折れたボルトもエンジンに溶接してあります。
さらに慎重に、正確に穴の真ん中にドリルで穴を開けていきます。
開けている穴が少し中心からずれそうになっても慎重に修正していきます。
まずこのくらいまで開けて、エキストラクター(折れたネジを取る工具)でやってみますが
取れなければ最後はボルトよりもひとまわり小さいドリルで穴を開けます。
そして、タップでねじをきっていきます。
中の残骸を取り除き、ボルトが入るのを確認したら完成です。
ミニのファンベルトの話なのですが、ベルトがキュルキュル鳴くので新品に交換してもまた数ヶ月するとベルトが鳴くという方はいらっしゃいますでしょうか?
そういう方は、ここが原因かもしれません。
97年以降はベルトが平ベルト(Vリブドベルト)になっています、それ以前のVベルトでも同じなのですが、
ベルトに掛かる全てのプーリーが整列(直線状に)していないとベルトがキュルキュル鳴きやすいです。
画像のミニはオルタネーターのプーリーが他のプーリーに比べて1mmくらい向かって左に寄っていました。
この場合はACGのプーリーの位置を調整してベルトの張りを再度調整して作業完了です。
どんな故障でもそうだと思うのですがプーリーがダメとか車がダメとか簡単に決め付けなければ、
以外に簡単な作業でベルトの鳴きや色んな故障が解消する事があると思います。

この前、お客様とそんな話をしていたらどこかのショップで「べルトが鳴いたら鳴かなくなるまで張ればいいよ!!」って言われていたそうです。
そんなわけの解らない事を言う方もいらっしゃるそうですので
故障が直らなければそのままにせず別のショップで診てもらうのも有りだと思います。
(ベルトを張りすぎるとプーリーのベアリングに大変負担が掛かります。)
かなり前から探していたサイドマーカーのОリングが今日、部品商から入ってきました。
皆さんの中でサイドマーカーの球を交換したことがある方なら解ると思うのですが
レンズと台座の間に入るОリングが古くなると切れて使えなくなってしまいます。
よく、Оリングなしで組んでユルユルになってたり、ビニールテープでぐるぐる巻きにしてあるミニがあります。
このОリングが新品であったらと思って以前から探していました。
やっと見つかりました、しかも値段も安くこれからは切れていてもどうしよぉ。。と思わなくて済みます。
レンズを換えたり、球切れで交換の際はここもチェックです。
外からは全く見えない箇所の部品ですが、付いていないといけないものです。
こういう部品が見つかると嬉しいものです。
必要な方は問い合わせください
車検作業のミニですが、サンバイザーが自然に垂れ下がってルーフライニングもだら〜んと下がっていて
以前ルーフバーが折れて部品がないので外してとりあえずそのまま。。。!?という状態でした。
サンバイザーブラケットの交換とフールバーの交換です。
ルーフバー折れたのが残っているとまだ簡単だったのですが、抜き取ってありました。
まずうちにストックしているUSEDルーフバー(新品は欠品中です)を差し込んで、
サンバイザーブラケット(新品)を交換して完成です、運転席に乗った時の視界が良いです。
バイザーがゆるゆるという方結構いると思います。
良い商品があります、ほとんどのバイザーはこれを交換すれば直ると思います。
少し手先の器用な方なら自分でも出来ると思いますよ。