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K様お待たせしてしました、開始です。 数ヶ月前からミニ1000を探していたのですが ミニ1000は数も少なくなってきたのか 良いものが見つからずやっと見つかり開始です。 突然一気に2台入ったベース車両をお客様と見比べてこちら出という事になりました。 |
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少し錆はありますが、札幌にいたころのことを考えれば極上の状態といっていいと思います。 どんなふうになっていくのか、楽しみです。 とりあえず分解です。 画像はありませんがこの後すぐにエンジンから降ろして行きました。 この後、ばらしてボディ状態など確認すると、うわっつらな補修がしてあったりと色々あり せっかくなので急遽ベース車両の変更になりました、 もう1台の方を一気にばらしていきます 納期が予定よりも遅れる等も快諾していただいたので今回もスペシャルなミニを作っていきたいと思います。 ちなみに始めの1台の方も時間を見つけて、時間はかかるとおもいますが、またどなたかに乗っていただけるようにボディを補修していく予定です。 |
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新しいベース車両全てを取り外した状態です。 ボディやフレームのどこかに曲がりや不具合が無いか点検していきます。 良い状態です。 |
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後ろも全部バラバラです。 良い状態のようです。 |
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室内はこんな感じです。 内装はあっちの使ったり、こっちの使ったりという感じなので部品の保管も気をつけます。 この後はミラーの穴埋め等、板金作業に入っていきます。 |
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今回はドアミラーにするため、フェンダーミラーの穴とアンテナを無しにするので穴を埋めます。 |
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パテも研いで、錆処理もやりました。 ブレーキマスター、クラッチマスター取り付け部辺りは、 フルードのせいか塗装がはがれて、錆びている事があります、MEを塗って、錆止めを塗って、色んな所を今のうちに処理しておきます。 |
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トランクの穴埋めも完了です。 |
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色も決まったので今出しているミニと入れ替えで塗装をしてもらいに出発です。 |
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ボディが塗装に出ている間にエンジンをやっていきます。まずスチーム洗浄機にて水の線を開けてから徹底的にブロック内外共にきれいに洗います。 このミニ買った時に業者の方がエンジンいじってあるらしいよ、、、なんていわれていたので期待半分でばらしていきます。ちなみにエンジンかけて移動した時は自分にはなにも感じれませんでした。 積み込む予定のエンジンは少しハイカムにしてファイナルはこれこれで。。。なんてお客様と話しながら決めていきました。 |
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キレイになりましたドンドンばらしていきます。 古めのフルトラが付いていますが、信頼性にかけるのでこれは取り外して別の物をつけます。 |
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クラッチ周りのオイル漏れがすごいです、クラッチのフェースにオイルがべっとり付いていました、エンジンを上までまわすと滑っていたかもしれません。 原因を確認しながらの分解です、ただのシールの劣化もしくは不良なら良いのですが。 |
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ミッションをばらしてキレイに洗いました、下にヘドロの様な物が溜まっていましたので、添加剤か何か入れて分離したのかもしれません。 ファイナルギアが希望と違うものが付いていました。 |
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今回使用するファイナルギアです、 旭川ガレージ46ののヨロちゃんに譲って頂きました、感謝です。 ここまでばらして解ったのですが、エンジンに関してはかなりの確率でノーマルっぽいです。 エンジンのピストンやファイナルギアからの仕様から判断するとエンジンに関しては 平行輸入のイギリスから来たミニ1000でほぼ間違いないと思います。 |
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デフのオーバーホールです。 ばらばらにしてクラウンホイール(大きなギア)のベアリングのインナーレースを付け替えて、点検していくとピニオンスラストワッシャーがちびていてひびが入り切れ掛かっていました。 |
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で、デフケースにはワッシャがガリガリとキズを付けています。画像ではスジ位に見えますが、実際は深くガリガリになっています、これでは使えません。 ギアのガタもかなりあったと思います。 |
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サードモーションベアリングですが、ボールの案内というかプラスチックのカラーが割れていました。 これがバラバラになるとダメなので、隣りの新品に交換です。 |
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プラスチックの割れたサードモーションのベアリングの上に乗っているのは、ファーストモーションノーズベアリングです、これもかじっていたので交換しました。 |
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デフ以外は組み付けです。 バックギア、3rdモーションシャフト組み付けて |
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ファーストモーション、レイギア、ファイナルドライブギア をくっつけて、ギアの入りを確認です。 |
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エンジンの方の部品も入ってきました。 今入っているクイック作業が切れたら一気にエンジンに取り掛かろうとおもいます。 |
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届いたデフを組み付けました。 |
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ミッション完成です。 明日からヘッド〜ブロックの順で組みつけていきます。 |
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エンジンです、ピストンをキレイにして行きます。 |
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ピカピカです、変なキズも無く状態は良さそうです。 フラットピストンです。 |
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ブロックの水、オイルの栓を抜いて洗いまくります、 手と腰がパンパンになります。 |
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洗っている間に、エンジンにくっつける部品の塗装をしておきます、チェーンカバーが錆びていたので、錆止めしてから黒く塗ります。 |
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内燃機屋に出していたヘッド、バルブ帰ってきました。 1000CCは燃焼室の関係で自分の持っている工具ではバルブシートの修正でき無いためお願いしました。 良いできです。 |
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排気バルブがやはり虫食いが進んでいます。 これも修正すれば交換など全く必要ありません。 こちらも出来上がっています。 良い圧縮が期待できます。 そしてダブルスプリングを組み付ける予定です。 |
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エンジンもしっかり洗って乾かして、おやメタルを組み付けて |
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クランク、コンロッドを組み付けて、ハイカムを組んでフロントプレートを組んで |
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ミッションとドッキング、そしてカムチェーンを借り組みをしました、組む時は、プレート下側のボルト穴を大きくしたりカムを抑えるボルトを少し削ったり、ノーマルカムノーマルカムギアを組み付ける時よりはかなり気を使います。 |
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バルブをすり合わせします。 そして、ダブルスプリングの専用のリテーナーが入荷しましたら、ヘッドを組み付けてタイミングを取ります。 もう少しでエンジンは完成です。 K様、先日連絡があり車両の塗装の方がまだもう少し時間がかかるそうなのでまだ帰ってきていません。もぅ少々お待ちください。 |
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隙を見てブレーキマスター、クラッチマスター、レリーズのオーバーホールです。 |
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クラッチレリーズは国産品を使用してオーバーホールです。 クラッチホースも交換です。 画像にはありませんがスターター、ACGもオーバーホールは終わっています。 |
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諸事情によりダブルスプリングは今回は延期になりました。 タイミングを取り、残りの部品を組み付けて 塗装をしてエンジン完成です。 ホース類、3層ラジエーター交換消耗品に関しては全て交換です。 メカポンの箇所にはブローバイホースをつけるのでアタッチメントの装着です。 |
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前から見たところです。 キレイでピカピカです、出来上がりました。 今できることは終わりました、これで後はミニが帰って来るのを待つばかりです。 以前、「なんでエンジンを塗るの?」と聞かれた事があり少し返答に困りましたが、オーバーホールをした際には必ず塗ります、自分が作業したというのと、やっぱりエンジンルームに納まったときに見た目もきれいなほう良いですよね。 |
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ピカピカになって帰ってまいりました。 お客様にも色の具合も気に入ってもらって嬉しいです。 後は部品をくっつけるだけですが、外す時よりも何倍も時間がかかります。 全ての部品に気をつけながら長く乗れるよう工夫しながら組み込んでいきます。 インジェクション車に比べても1000キャブはやることがイッパイです。 |
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用意していたハイローキットを使ってまずは足回りから作業していきます。 |
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車両についていたドライブシャフトです、こんなに錆びていてはさすがに使用不可能です。 普通はグリスが入っているのですがここに水が入るのは、車検整備などの時にする高圧洗浄機での洗浄が原因です、ブーツの形状が内側に入り込んでいるため直接水圧がかかると中に水が入ってしまいます。 |
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USED部品を使います。 スプラインのなめ防止の溶接をしてからブーツを取り付けていきます。 |
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完成です。 |
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ブレーキキャリパーのオーバーホールです。 シール類の交換で大丈夫でした。 |
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フロントハブのオーバーホールです。 ボールジョイントのガタの調整をして全てをキレイに洗います。 |
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ベアリング部にはオメガのグリスを注入です、 シールを組んで完成です。 |
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アッパーアームを外して、ハイローキット、ナックルジョイント交換、ステアリングラックブーツ交換、ラックエンドブーツの交換です、 残りの部品を組み付けるのはエンジンを載せてからです。 |
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リア足のオーバーホールです。 |
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こちらもオメガのグリスを使用してのオーバーホールです。 |
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カップの交換、ブレーキホース交換、ハイローキット、ハブベアリングを取り付けて、最後にサブフレーム一式にシャシブラック、ホイルハウスにはアンダーコートを塗って完成です。 |
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次に、車両に取り付けるハーネスをオーバーホールです。上に固まって見えているのが使えなくなった交換したギボシなどです、作業することによって、配線のつなぎめなどの接触抵抗などが低減されてライトなども明るくなります。 |
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ライトスイッチのカプラーです、もう炭化してカチカチになっています。 下に見えているリペアキットに交換です。 |
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ヒューズBOXもオーバーホールです。 この作業はかなり重要です、無駄なトラブルを防ぎます。 ここにスプレーとか吹く方がいらっしゃいますが、自分は必要ないと思います、逆に道通不良など起こしているのを見かけます。 |
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ワイパーモーターもオーバーホールです、ブラシもほぼ新品のようです。 |
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配線をボディにくっ付けていきます、無理の無いように考えながら組んでいきます。 |
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リアの配線も通しなおします。 |
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トランク内、バッテリーアースケーブルも作り直します、燃料タンクを付けて電磁ポンプも取り付けました。 よく後付け電磁ポンプで配線がフロア下むき出しとか室内むき出しとか、その場しのぎな感じでつけてあるミニがありますが、自分の場合はルーフを通っている配線を使用したりなるべくトラブルのないようにと思ってつけています。 |
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トランクのナンバーステートランクハンドル装着です。 この旧タイプのトランクハンドルをつけるとドアキーとトランクキーが別になったりしますが、今回は同じ1本でいけます。 |
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エンジンルームの配線の仕上げです。 配線を点検しながら、電磁ポンプの配線、電動ファンの配線処理をしていきます。 ブレーキ、クラッチ関係の部品も組みつけていきます。 |
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室内の配線の処理もライトスイッチと同じ並びのスイッチでファンスイッチも操作できるようにします。 ペダル辺りも塗装してキレイにしてから組み付けます。 |
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ヒーターコアのオーバーホールです。 コア内の清掃をしてОリングを交換してプレートを付けて完成です。 |
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ドアガラスを組んでいきます。 その前に、錆処理、錆止め処理を行ってからです。 |
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組み付けました、ガラスに以前も施工したUVカット断熱フィルムです。 組みつけの時はフィルムに傷が入らないように慎重に入れます。 シルバーボディに透明ガラスがよく似合っています。 |
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足りないショートパーツを注文しつつ エンジンを載せていきます。 |
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エンジンをさくっと載せます。 |
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かなり特別仕様になっていますので ホースやらケーブルの取り回し考えながら組みつけていきます。 |
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用意していたキャブを付けてエンジン始動です。 点火時期、排ガスを大まかに調整して 灯火類の点検、ワイパーヒーター電気部品の点検をしてエンジンーム、配線はOKです。 後はちょっとした部品等を待って最後にまとめて行きます。 |
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内装を組上げます。 まず天張りです。 新しい天張りに骨を入れていきます。 |
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天井に付けて前後ろ左右という順にのばして張っていってしわなどいかないように調整しながら最後にボンドで接着していきます。 |
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1日乾かしてクリップを取って余った生地を切り取って接着が甘い所をもい一度接着します。 これで天張りは完成です。 |
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画像が前後しますが、足回りも完成です。 ローターが錆びていたのでブラストしました。 ホイールハウスはピッチングブラックで仕上げます。 この塗料は優れもので塗った所は少し柔らかい感じで仕上がって、タイヤによる石跳ね等で塗装が傷つかないようになります。 今月完成に向けドンドン進めていきます。 K様そろそろ登録の書類、車庫証明を準備していきたいと思いますので、都合の良い時に来店もしくは連絡ください。よろしくお願いします。 |
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内装組みあがりました。 デッキも取り付けできています。 |
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ガラスを組みました。 シルバーのボディに黒いオーヴァーフェンダーが 良く似合っています。 |
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レボリューションのホイールも付いています。 |
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フロントです、書類の準備が出来ましたら登録に移ります。 |
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無事に登録も終わり、先日納車になりました。 気持ちよく作業させていただいて、ありがとうございます。かなり自己満足っぽくもなりましたが、仕様変更可能です、長く乗れるミニが出来たと思います。 お客様はこれからまた徐々にいじっていくとおっしゃっていました。 これからこのミニがどうなっていくのかとても楽しみです。 |
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自分のミニを作っていくのに大切にしている事は、 既存の機関廻りを大事にしつつ、現代の良い部品を取り入れつつ、信頼性のある部品を使って、配線などは複雑にせずに、他のメカニックが見ても整備できるようにと思っています。 いいな、とか間違ってないなと思う方は、うちでミニを作らせてください。 |